A book’s cover might tell you something

  

 “本の装丁で、その中身を知ることはできない”

 というのは僕の好きな言葉の一つなのですが、本を選ぶ行為においては

 装丁も非常に大事な要素であることは疑いありません。

 初めから買う対象が決まっているならいざ知らず、そうでない場合は表紙の絵が

 その書籍の最初のアイデンティティーとなるに違いないでしょう、少なくとも視覚的には。

 例え内容が全く同じであったとしても、その表紙が違うというのはなんとも不思議なものです。

 

 

 赤い表紙が印象的な装丁の「ノルウェイの森」です。

僕の一番好きな本ですが、氏の作品の中では最も評価が高いものではないと思います。

ちなみに下巻の装丁は文字との色合いが反転しているものだったと思います。緑地に赤色の文字です。

 

次のノルウェイの森は、全く印象の違うものです。

全体にベタ塗りされていた赤がタイトルの下に風のなびくようなタッチで置き換えられています。

色合いがはっきりとしていた最初のものに比べ、その多くを占める白色によって柔らかい印象

が与えられているように感じます。

 

今は、あまりこのタイプを見かけないようになってきた気がします。赤一色のものが発行されたのち

右のデザインに一度切り替わり、また元の装丁に戻ったという話も聞きます。

 

 

 これらは英訳されたものの装丁です。

 個人的には左のもののほうが可愛らしいのでいいんじゃないかと思います。

 見るたびになぜか、直子ではなく緑を思い浮かべます(双方とも登場人物)。

 1度きりしか見たことがないので、その時買っておかなかったことをひどく後悔しています。

 個人的によく目にするのは右のタイプですが、どうやら他にも数種類あるようです。
 
 この本に限っては装丁が違っても購入していますが、今では6種類ぐらいになりました。

 

 

 

なぜ英訳の場合はそう頻繁に装丁を変えるのは、というのはわかりませんが

僕が先日カナダにおいて購入したものはこちらです。今まで見た中では、「外国人が見る日本人」

という感じがします。個人的には好みではないのですが、他にありそうもないので購入しました。

しかしながら、というかもちろんのこと内容は同じでした。

日本語のものは、文章を読めばその次のページの文が頭に浮かぶほど読んでいるのですが

英訳されたものは3度読み返したのみです。他の本でここまで読んだものはありません。

ちなみに“ハードボイルドワンダーランド”の装丁は、このタイプで男性が描かれていました。

 

 

 

  僕が実際に見たことはないのですが、友人が読んだらしいスペイン訳の装丁です。

 副題に「TOKIO BLUES」とあるのが新鮮です。

  写真が貼り付けられているようなイメージですが、漂う悲壮感は合っているのではないでしょうか。

 こちらのものだと「直子」のイメージが強く浮かびます。

 こちらはもちろん読むことはできませんが、いつか購入したいなぁと思います。

 

 

そういえば先日、さる社会人の方から「アフターファイブ」の素晴らしさを聞きました。

僕もその響きに感銘を受け、先日さっそく使ってみたのです。

 僕「アフターファイブ図書館にでも出かけて、夜景の見えるテラス席でレポートでもやらない?」

 友「嫌。ていうか今日もう図書館閉まってるよ。」

断わられたのが意外とショックで、もう二度とこのフレーズ使えないかもしれません。

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