SONYによる冷凍庫内の差別化

行きつけになりつつあるスターバックスにて、レジの前で注文をしようと並んでいました。僕の前にも店員さんと顔なじみであろう客が数名。
 
そして、僕の2つ前のお客さんがコーヒーを頼もうとしたその刹那です。
 
 「有名人になれるとしたら誰になりたい?」
 
などという突飛な質問が飛び出していました。いやお客さんからじゃなく、店員さんから。
 
しかも彼女の鋭い眼光は、後ろに並んでるあなたたちもしっかりと考えておきなさいよと言わんばかりです。
 
どうする、どうする俺。とLIFEカードのCMばりに頭をフルに回転させながらも、僕はVISAカードを握りしめて考えていました。
 
 
前の二名がおそらく無難な答えを返し、店員さんたちはうなずき合いながら談笑しています。あぁその気持はわかりますね、という具合に。
 
そして、ついに僕の番。注文より先に、
 
 「さぁ、あなたは何になりたいの?」
 
と聞いてくる店員さんに対し、何も用意してなかった僕は咄嗟に
 
 
 「ま、マイケルジャクソン!」
 
 
と言ってしまいました。もう恥ずかしくてあのスタバ行けない。
 
 
 
最近、忙しさもあいまってなかなか料理ができないでいます。時間の空費を恐れるあまり、朝食用にチーズオムレツを焼いたりだとかその程度なのです。
 
もちろん週末にもなれば実際的にも精神的にも余裕はあるのですが、いざ日がな一日を買い出しや料理に費やすというのも難しいものです。
 
そこで、ここのところ外食やファーストフードなどでごまかし続けて日々を過ごしていました。しかし、そこにも限界があり数日もすれば飽きがきます。
 
 
そんな日常を打破するために、「冷凍食品」が新たに僕の食生活としての選択肢に組み込まれることになったのです。
 
僕の母が料理好きであったこともあり、幸か不幸か冷凍食品をあまり口にしたことがない僕にとって、それはテラ・インコグニタに近いものがあります。
 
印象としては栄養素を取りづらいのではないか、と懸念しながらも昨今の食品界における技術革新を見くびるわけにはいきません。
 
とりあえず試してみようということになり、さっそくスーパーに行って数種類購入してきました。
 
 
結論から先に言えば、冷凍食品は「とても便利でよい」ということになります。
 
作る手間、食器を洗う手間などが省けるのはもちろん、種類が豊富なことも手伝って飽きもそう早くやってくることはなさそうです。
 
しかし、ひとつだけ付随的な問題が発生することになりました。それは、「冷凍食品の保管」という予期しないものでした。
 
 
僕が今住んでいるアパートメントには、各階のキッチンに大きな冷蔵庫が二つと冷凍庫が一つあります。それらは各階共用のものです。
 
住人の中には自分の部屋に小さな冷蔵庫を置いている人も少なくないので、冷蔵庫内は僕も随分と好きに使わせてもらっていました。
 
しかし、冷凍庫を部屋に設置する人がいないのは自明の理であり、そちらはほぼ宿命的に混雑しているということが判明したのです。
 
 
縦に大きく伸びた形のものではなく、クーラーボックス型のその巨大な冷凍庫の中にはビニールで包まれた各々のもちものが積み重なっています。
 
皆さんの想像に難くないように、これは非常に不便なのです。皆がほぼ同じスーパーの袋を使っているため、いちいち自分のものを探し出すのに
 
多大な時間がかかるのです。ひとつを持ち上げては戻し、持ち上げては戻し、と。 これでは冷凍食品のタイム・パフォーマンスの利点がなくなってしまいます。
 
 
そこで僕は閃きました。そうです、他の人のものと差別化を図ろうではないかと。つまり、明らかに違う様相を呈した袋を使えばいいのではないか、と。
 
結果、その巨大な冷凍庫の胃袋の中には、光り輝くSONYの文字がプリントされた袋が鎮座する運びとなったのです。
 
なんていうか、SONYの技術力に乾杯!です。世界に誇る日本のSONYの技術はついに冷凍庫内でも頭角を現してきたのです。
 
 
しかし数日後。
 
僕が意気揚々とその冷凍庫を開けると、なぜかそこには多くのSONYの袋にくるまれた冷凍食品たちがおりました。お、俺システム崩壊。
 
いくらなんでもそんなすぐにコピーしなくてもいいのに、と思いながら栄枯盛衰に想いを馳せる次第であります。
 
 
ということで、今僕がもっとも欲しいものは、こっちでは絶対に手に入らない日本製の目立つビニール袋です。よろしくお願いします。
 
 
 
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SONYによる冷凍庫内の差別化” への6件のフィードバック

  1. マイケルぼくは好きっすよ。

  2. 冷凍食品のコロッケっておいしいよね。
    あたし今日から料理することにしたんだー。
    いつまで続くやら。
    kie
     

  3. 今度はホントだろうなぁ? …袋に名前とか、何か絵とか描けばいいんじゃないの??

  4. コム> いや、俺も決して嫌いなわけではないんだけどね。月曜の夜はムーンウォーク踊ってるし。
     
    きえ> コロッケはわからないけど、全般的に美味しいよね。まさか、花嫁修業始めたとか?頑張ってというかなんていうか、頑張らないで。
     
    mary> 名前は皆書いてるんだけど、埋蔵量がでかすぎて。80%の真実と10%の脚色で話は構築されますが、そこはご容赦を。昨日のは単にネタです。

  5. 残りの10%はいづこに… いや、バカでっかくウルトラマンの絵でも描いて色塗って、足りなきゃ背景も真っ赤に塗るとかすれば嫌でも目立つだろ…

  6. mary>いや、ウルトラマンよりピカチューの方が自信あるんだよね!(謎)
     
         そういえば、中身は無事なのにSONYの袋だけ強奪されるという痛ましい事件が発覚しました。いや、冗談じゃなく。

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