BOOK

僕の性癖の一つとして、「愛用しているものが損傷すると、尚のこと愛情を注ぐ」というものがあります。
 
ノーベル平和賞を受賞されたケニアの環境大臣のように、「もったいない」と思うわけでもなく、単純に対象への愛の総量が増すのです。
 
陰があってこそ、光の尊さに気づくように。悲哀があればこそ、歓喜に打ち震えることができるように。
 
その、完璧を成り立たせるに足る不足に魅力を感じるのでしょう。
 
あるいはその不完全さに人間臭さを投影し、生命を持ち得ない物品たちへ愛おしさにも似た感情を覚えるのかもしれません。
 
 
よって今僕の携帯は「時折メールが受信されない」「通話中に対話者に声が届かない」「未送信、受信メールが消える」という素敵な魅力に溢れています。
 
なんだろう、全然愛らしくない
 
 
 「四つの署名」/A・コナン・ドイル
 
彼のホームズシリーズで、「緋色の研究」に次ぐ第二作目の長編です。
 
ここ数年依頼人の家に、決まった日になると高価な真珠が送られてきます。
 
その所有者を探し当てたホームズたちが見つけたのは毒殺された死体。そしてその亡骸の傍らには四つの署名を記した紙片が。
 
恐るべき観察眼と推理を用い、僅かな状況証拠から快刀乱麻を断つホームズ節が炸裂しています。
 
 
物語の中途で、ゲーテの引用が入ります。
 
 「自分の理解できないものを嘲笑するのは人生の常である」
 
観点としてはかなり穿ったものではあるけれど、こういうニヒリズムは心地よく響きます。
 
ミステリーに限ったことではなく、本筋と関係ないスパイスが品よく盛り付けられている作品は読んでいて飽きませんよね。
 
 
過日、2年振りくらいにクラブに行ってきました。
 
知らない人に声を掛けるだけでもキャラじゃないので、お酒の力を借りて借りてようやく踊ってきた次第です。
 
あまりに一人で踊っていたので、同じ状況のアフリカ系アメリカ人(Daveさん)と、
 
 「なんか、踊るのって難しいよね」
 
というような旨のことを、二人でNe-Yoを歌いながら話していました。なんでこんなことの為に六本木に移動したんだろう。
 
 
最後はレディーと少しだけまともに踊っていたのですが、僕は中野駅前の佐世保バーガーの素晴らしさと場所を熱心に教えたりしていました。
 
 「えーっと、南口の改札を出て右手に・・・」
 
あれ、クラブってそういうことする場所なんですか?
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BOOK” への2件のフィードバック

  1. そんなことする場所じゃないっすて。ようやくメル帰ってこない理由が判りました。14、15のどっちかでおねがいします。

  2. 今日はありがとう。てか、今日までコレ見ていなくて返事できてなかったね。またよろしく☆

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