BOOK

ここ二日間で睡眠時間一時間という、罰ゲームを自らに課しながら生きています。
 
眠いのか眠くないのかよくわからないくらい眠いです。あと三日くらい続けたら衰弱死してしまいそうです。
 
そういえば
 
 「自殺同盟軍」/鈴木剛介
 
読みました。友達に借りたものです。
 
「実存的高速青春エンタテイメント小説」という肩書きに多少惹かれ、読み始めました。
 
 
ここのところ村上春樹氏を始め、割と文学作品と呼ばれるものを読み直していた気がします。
 
横光利一の「機械」とか、スタインベックの「月は沈みぬ」とか。
 
だからなのでしょうか、とても居心地が悪く感じたのです。
 
緻密な描写もなければ感情移入できるような映像もありませんでした。
 
どちらかと言うと生硬で、稚拙な文章であるという印象を受けてしまいました。
 
 
おそらくこの本にもある種の哲学があったのでしょう。思想を含んでいるのでしょう。
 
しかし、しかしそれでもあまりに凡庸で唐突に過ぎるその全体像は、僕の好みとは違うものでした。
 
少なくとも、「今の」僕の好みではなかったのです。
 
 
もちろん、全ての書物が程度の差こそあれ全くの無益ではないのと同様に、この本にも良いところはありました。
 
 
①「感情」と「本能」と「理性」についての、最低限の意義を思い起こさせてくれたこと。
 
②章の多さ。細切れだから読みやすい。
 
③文章の最後の情景説明。淡々として、温度がなくてとてもよかった。
 
ほめているんだか、どうなんだか。
 
でも好き嫌いなく文章を読むためにも、新しい種のものに乗り出すためにも、良い一歩になってくれたのは確かです。
 
 
 
今日また生徒が卒業して、たくさんの手紙とプレゼントをもらいました。
 
毎度のことだけれどこればかりは慣れないし、涙を抑えるので精一杯でした。
 
どうしようもないくらい淋しいけど、それでもほんとうに幸せだなぁ。
 
歳寒然後知松柏之後彫也、いままでありがとう。これからにもありがとう。
 
 
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