lil’ me

自分に何ができるだろう
これから五年、十年経ったあとに何が出来ているだろう
起こるべきことは、そのように起こるだろうし
起こってみなければ何も分からないものだと
諦観の境地で臨めばよいのだろうか
 
夏の夜の花火みたいに、きちんと役割を果たし遺恨なく消えていけるのだろうか
咲くべきところで咲き、散るべきところで散る夜の花のように
 
明日からは努力しよう、次回から頑張ろうと
そう思った瞬間こそ始めるべきなのに
翌朝にはその気持ちは霧散してしまい、その痕跡の塵あくたすら残らない
明日への気力を睡眠の糧にしてしまったかのように
 
だから極まれに、ずっと寝ずにいることがある
今日からは本当に頑張ろうとしているときに
 
そんなことが全く意味のないことだとは分かっていても
一日単位でしか花火を上げられない自分がいる
咲くべきときも、散るべきときも分からずに
 
そういえば、もうすぐ花火を観に行ってきます
 

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