i’m fine. are you?

めずらしく時間に余裕のある一日だった

こんな日が来る日も来る日も続いたら、きっと誰かを憎んだり嫌ったりすることなんてないんだろうな

そんな、心にも余裕を持たせる一日だった

小学生がクレパスで描いたような青色の空は、目に映る全てのものを包んでいた

 

しばらく部屋の掃除をしていなかったことに気づき、家路についた

好きな音楽を聴き、好きなコーヒーを挽きながら、満たされた気持ちで作業にかかる

目の行き届く範囲を全て片付けてしまうと、クローゼットの中の埃を取ろうと思い立った

扉を開けると、そこには小さな箱があった

開けなくても中身はわかっていた

 

そこには、もう日の目を見ることのない言葉たちが身を寄せ合っていた

ひとつひとつを手に取り、ひとつひとつに想いを馳せる

 

運命だと感じ、疑いようもしなかったあの時

世界でひとりしかいないと信じていたあの時

 

その時は全てが紛れもなく真実で、全てが例外なく輝いていた

いくら心の掃除をしても、消えることのない何かがそこにあった

消し去る事なんて出来やしない

全ては僕を創ってくれたものなのだから

 

窓から外を眺めた

青さを満面に湛えていた空の笑顔はそこにはなく

今朝の天気がまるで嘘だったかのように、雷雲が極彩色の町を荒らしていた

 

たとえ、一日、一秒だとしても

先のことなど誰にもわかりはしないのだ

 

天気でさえも

人の気持ちでさえも

 

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